りゅう座のトリオ銀河

昨晩久しぶりにひるがの高原に行きました
初めはいつもの天狗で春の系外銀河か紀伊長島で明け方の夏銀と思っていましたが
どちらも予報が良くなく、星仲間の方と連絡を取り唯一晴れそうだった飛騨方面に行きました。

※まだスキー場が営業している時期ですがナイター照明はないだろう思っていましたが
現地に近づくにつれスキー場の強烈なナイター照明が見えてきてしまったと思いながら
来てしまったので仕方がない・・・
現着すると雲が多くまた、南と西側のスキー場のナイター照明で使えそうにない。
(雲がナイター照明に照らされで真っ赤な空に・・・)
北と東は何とか使えそうなので、機材の準備を始めたころから少しずつ晴れはじめ
準備が終わったころにはすかっり晴れ、また21時ぐらいにはスキー場の明かりも消えました。
その後は南の低空に時おり薄雲がかかったものの朝まで晴れ強行遠征し良かったです。
ただ明け方気温が-5℃以下に下がりむちゃくちゃ寒かったです。

処理の終わった撮影画像
鏡筒:笠井GS-200RC+フラットナー
カメラ:キャノンkissx5 IR改造
赤道儀:ケンコーEQ6pro
ガイドカメラ:ASI120MM Mini、240㎜ガイド鏡
PHDオートガイド
IDAS:HEUIB-Ⅱフィルター装着
ISO3200-12分×18枚合成
4/1ひるがの高原撮影

f:id:yosi1972:20220402182023j:plain
りゅう座のトリオ銀河は2年ぶりに撮影しました。
初めはアンテナ銀河と思っていたのですが南側は光害で明るく断念しました。
ただこの日も鏡筒のピント位置に苦しみ撮影しながらピント位置の微調整を行ったことが影響したか
ステライメージで自動で合成できず、古いバージョンのステライメージで基準星を指定して
なんとか合成しました。
※鏡筒の光軸が少し狂ってきている気がします。
 1等星のスパーダーでピント合わせしてますが、ピントが合ったと思った位置で撮影すると
 星が少しいびつに伸びたようになります。
 星が丸い位置にピントを合わせるとスパイダーの片方が分離して2重になってしまいます。
・・・鏡も汚れて埃だらけになっているので春の系外シーズンが終わったらメーカーに鏡洗浄を
   かねて調整に出そうかと思います。