昨晩夕方に回ったレナード彗星を狙いました。
12/14にバーストして3等級まで明るくなったとのことでしたが、
薄明終了時南西の空高度5°ぐらいと超低空のため、
西が開けた元気村に行きました。
日暮れ直前に現着し方位磁石で彗星の沈む方向が一番開けた場所を確認し
赤道儀を設置し北極星確認後自動導入で雲間から彗星をとらえることができました。
1枚目:導入時の彗星
※カメラライブビューモニターで彗星確認できました。
少し暗くなるのを待って彗星を撮影しましたが
低空と薄明のなかの撮影でカブリがすごく処理に苦労しました。
2枚目
レンズ:キャノンEF100Lf2.8マクロ
カメラ:キャノンKissx7i-IR改造
赤道儀:ビクセンSXD、ノータッチガイド
IDAS:HEUIB-Ⅱフィルター装着
ISO800-f3.5-20秒×20枚合成
3枚目
鏡筒:タカハシFS60CB+レジューサー
カメラ:キャノンEOS6D-IR改造
赤道儀:ビクセンSXD、PHDオートガイド
IDAS:HEUIB-Ⅱフィルター装着
ISO1000-20秒×20枚恒星基準合成
※夜明け前撮影の時に比べバーストした影響か
彗星核がコマ状に少し大きくなったみたいです。
あと淡く長い尾が伸びてるみたいですが条件が悪すぎて
綺麗に引き出せませんでした。
年末にかけて同じような場所で超低空ですが見れそうなので
チャンスがあれば紀伊半島の南西の開けた場所で撮影したいです。