網状星雲NGC6960-フィルターによる違い

先日可視光のIDAS:HEUIB-Ⅱフィルターで撮影した
網状星雲NGC6960ですが、今回ナロー系の
サイトロンのDual BPフィルターで撮影し比較してみました。
※先日このフィルターを使用しCMOSゲインを300にしたら
 アンプブローノイズが消さなかったので、今回はゲインを下げ
 露出時間を伸ばし撮影しました。

1枚目:IDAS:HEUIB-Ⅱフィルター撮影

鏡筒:タカハシFSQ85ED+レデューサー
カメラ:ZWO ASI294MC pro
赤道儀ビクセン SXD
ガイドカメラ:ASI120MM Mini-M120㎜ガイド鏡
PHDオートガイド
IDAS:HEUIB-Ⅱフィルター装着
Bin1 冷却温度-14.8C ゲイン120
5分×26枚合成
2022,7,1-天狗棚撮影

2枚目今回サイトロンのDual BPフィルター撮影

鏡筒:タカハシFSQ85ED+レデューサー
カメラ:ZWO ASI294MC pro
赤道儀ビクセン SXP
ガイドカメラ:ASI120MM Mini-M120㎜ガイド鏡
PHDオートガイド
サイトロン:Dual BPフィルター装着
Bin1 冷却温度-14.8C ゲイン200
8分×20枚合成
2022,7,25-元気村撮影

3枚目は1と2を合成したものです。

※ナロー系のフィルターは好みがあるので何とも言えませんが
 星雲は良く出ますね。
 ただDual BPフィルターはナロー系の特徴でしょうね。
 緑が強く出ます。
 尚今回ゲイン200に下げたらアンプブローノイズはダーク
 処理で消すことできました。

チャンスがあればオプトロン:L-eXtremeフィルターでも試してみたいです。