新カメラ撮影第5弾

メンテに出していたリッチークレチアン鏡筒が返ってきたので
冷却CMOSとのテスト撮影をかねて元気村に行きました。

冷却CMOSのゲイン設定が付属のソフトだと
抵(ゲイン0)中(ゲイン120)高(ゲイン390)の
三段階しかなくまたショップに確認したところ
ゲインは中(120)固定でやった方が一番画像が
滑らかで良いとのことでしたが、ゲイン中だと
デジカメのISO1600撮影時より写りが悪く感じ
星仲間の人に聞くともっとゲインを上げているとの
ことでした。
付属のソフトを良く調べたところアップデートで
カスタム機能が追加されゲインが任意に調整できる
ことがわかり今回試してみました。

機材は
鏡筒:笠井GS-200RC+レデューサー
カメラ:ZWO ASI294MC pro
赤道儀ビクセン SXP
ガイドカメラ:ASI120MM Mini、240㎜ガイド鏡
PHDオートガイド
IDAS:HEUIB-Ⅱフィルター装着

撮影時間、枚数は1~3いずれも3分×12枚合成

1枚目:ゲイン120(中)

2枚目:ゲイン200

3枚目:ゲイン300

結果としては当然ですがゲインが低いほうが背景が荒れず綺麗ですが
星雲の写りは悪く、ゲインを上げた方が背景は荒れるが星雲は良く出ますね。
ただゲインを300にしてもデジカメで高感度撮影したものより背景の荒れは
少なく問題ないように思います。

最後に上記1~3画像に加えゲイン120で1分×12枚撮影画像を
追加して仕上げた画像です。